しばらく久しぶりに日本の携帯をH$C$F$_$F

いやあ、本当に便利で使いやすくなっていたのですね。前回auW51CAを使ったときも感じていたのですが、本当に何か特殊な理由とかこだわりでもない限り、そんなにうるさいことを言わなければもう携帯一本で大丈夫ですね。他がよけいなものに思えてきます。
さて、そうは言ってもせっかくそれはそれで便利で使いやすい?スマートフォンなる市場(用語の定義は特にこだわらず)が立ち上がってきている昨今に特段水を差すつもりもなく、まさに自分もこうしてはてなのエントリを書くのにがんがん使っているのですから、メリットはなんなのか、なんで使い続けているのか、自分用の備忘録的に断片的に書きなぐってみます。

私がいわゆる日本の携帯とスマートフォンを自分的に大きく差別している理由は次の二つ。
・フルキーボードの有無
・使いやすいPIMソフト(使いたいPIMソフト)
最近は特にTreo750vを知ってしまったが為にTreo750vスタイル以外の形状はメインとはなり得なくなってしまいました。主にハードウエアデザインですが。
あ、上記を論ずる前にスマートフォンたる大前提の
・柔軟な通信手段
は当然ですね。ってそれがなきゃスマートフォン以前か(笑)。
結局自分におけるスマートフォンの位置づけって、「ビジネスツール」であることがほぼ8割超な訳です。如何に仕事で役立ってくれるか。もちろんプライベートでも大いに利用はするのですが、やっぱり仕事。オフィスの書類を見たり作ったり修正したり、予定管理やメールのやりとり、写真による報告書やメモ、そうしたものがストレス無くこなせるのが私のスマートフォンへの要件です。そのためにも上記の二つはある意味絶対条件となってきました。
裏を返せば、それ以外は対して重要ではない、とも言えるかもしれません。その部分こそが、逆に「携帯でもいいじゃん」または「携帯の方がいいじゃん」なんて部分なんじゃないかなあと思ったりします。
どっちでもまあ出来るものは、携帯で、というか主客転倒させれば、こだわるもののみスマートフォンで、みたいな感じでしょうか。
実際、ゲームはもうP905iなんてゲーム機と変わんないクオリティだし、地図ソフトはGPSの捕捉精度を含めて素晴らしく実用的だし(正直専用機より数段性能も使い勝手もよい気が。。。)交通情報(時刻表、経路探索、その他)だってそれこそ常に管理された最新のものを苦労無く利用できるわけです、いつでもどこでも。
音楽だって、最新のヒット曲をどこでも落としてこれるし、テレビだって見放題。
カメラは500万画素もあるAFで綺麗な写真が簡単に撮れる。
液晶もすでにワイドVGAとなり圧倒的な情報量と精細で美しい表示は見ているだけで楽しくなります。
そんな便利で多機能なつるしの携帯を特段使わない理由なんて探すのが難しいですよねえ。
ということで、もう既に二者択一なんではなく共存共栄のフェーズに入っているのだというみなさんのご意見を初めて実感した訳です。

でもね、そうは言っても、ビジネスビジネスとは言ってもTreo750vは「楽しく」使っているわけですよ。いじっているのが嬉しくなるモノな訳ですよ。その差みたいなモノが、実はこう言ったガジェットのもう一つの真実なんではないかと。
ヲタクのおもちゃと言ってしまえばそれまでだけど、いわゆるカスタマイズや実用度を上げるチューニングの奥先にもう一つ何かがあるのが、こうした端末の魅力なんではないかと。既にいい尽くされてますけどね。いわゆるそこがパソコン的なんではないかと。デスクトップではなく、ノートPCみたいな。キーボードにこだわり、ソフトにこだわる中で、日常の操作感にこだわり、ちょっとした使い勝手の変化に一喜一憂し、その時の自分に応じて、それこそ千差万別に姿を変えるちっちゃい機械が、かわいくて楽しくてしょうがない。まるでファッションのようかもしれないし、模様替えのようかもしれない。
結局、実用性以外の部分でのこうしたガジェットの魅力って「楽しさ」を理解できるか、という趣味の部分に帰結しちゃって、合理的な理由や正当性なんて全く関係ないんだろうなあ、なあんて改めて思ってます。
そんな取り留めもないことをツラツラと新幹線の中でiPodを利きながらTreo750vに向かって打ち込んでいるのが自分の愉快なモバイルライフだったりしています。

しかし、本当にTreo750vというのは偉大だなあ。。。

from Treo750v